雨宮社長の専属秘書は気苦労が絶えません
雨宮「さて、少し寝るかな」
陽和「晩御飯の作り置きをしておきますね」
雨宮「それが終わったら帰っていいぞ、悪かったな休日に」
陽和「いえ、社長には借りがあるので」
雨宮「あぁ、そうだったな」
雨宮は、くすりと笑う。
それから思い出したかのように、「そうだ」と呟き、寝室に何かを取りに行った。
雨宮「北海道のお土産だ」
陽和「わ!いいんですか、ありがとうございます」
雨宮「開けてみろ」
雨宮が渡したのは、手のひらサイズの箱だった。
綺麗にラッピングされた包みを外し蓋をあけると、革製の落ち着いた赤色が目につく。
陽和「名刺入れ……ですか?」
雨宮「そうだ、持ってないだろ」
陽和「持ってないです、すごい嬉しい」
雨宮「名刺は今作らせているところだ。榊と話し合ったんだが、ひよこの肩書は”社長秘書 兼、品質管理アドバイザー”だ」
陽和「品質管理アドバイザー?」
雨宮「ひよこの絶対味覚は、AMAMIYAFOODSの強みになる。そう信じているから頑張れよ」
陽和「……期待しすぎですよ」
雨宮「もちろん努力は必要だ。品質管理アドバイザーに相応しい勉強もしなければならない。でも、やって無駄になることじゃないだろ? いつか花里パンを復活させる時、きっと役立つ」
陽和「社長……」
そんなことまで考えてくれていたなんて。
陽和「やります、がんばります!」
雨宮「ひよこならそう言うと思った」
陽和「晩御飯の作り置きをしておきますね」
雨宮「それが終わったら帰っていいぞ、悪かったな休日に」
陽和「いえ、社長には借りがあるので」
雨宮「あぁ、そうだったな」
雨宮は、くすりと笑う。
それから思い出したかのように、「そうだ」と呟き、寝室に何かを取りに行った。
雨宮「北海道のお土産だ」
陽和「わ!いいんですか、ありがとうございます」
雨宮「開けてみろ」
雨宮が渡したのは、手のひらサイズの箱だった。
綺麗にラッピングされた包みを外し蓋をあけると、革製の落ち着いた赤色が目につく。
陽和「名刺入れ……ですか?」
雨宮「そうだ、持ってないだろ」
陽和「持ってないです、すごい嬉しい」
雨宮「名刺は今作らせているところだ。榊と話し合ったんだが、ひよこの肩書は”社長秘書 兼、品質管理アドバイザー”だ」
陽和「品質管理アドバイザー?」
雨宮「ひよこの絶対味覚は、AMAMIYAFOODSの強みになる。そう信じているから頑張れよ」
陽和「……期待しすぎですよ」
雨宮「もちろん努力は必要だ。品質管理アドバイザーに相応しい勉強もしなければならない。でも、やって無駄になることじゃないだろ? いつか花里パンを復活させる時、きっと役立つ」
陽和「社長……」
そんなことまで考えてくれていたなんて。
陽和「やります、がんばります!」
雨宮「ひよこならそう言うと思った」