モンスターハンタールチフェル
そのすばらしさと言ったら他に例えようがあるだろうかといったようなすばらしさだった。

「まさかこんなすごい物が見れるなんて、ハンターになって良かったわ」

「同感、きっと父さんたちもこんなすばらしい物を見てきたんだろうな」

 アレックたちはまたもや大自然が作り出す芸術に見惚れいると、突然ポポたちが何かを感じ取ったのか、急に方向転換して走り去って行ってしまった。

「何? いったいどうしたのよ!?」

(何だ、この胸騒ぎは…)

「何か来るよ、みんな気をつけて!」

 アレックたちは武器へと手を掛けていつでも構えられる状態の姿勢を作り、迫り来る何かへと戦闘体制をつくった。

「ギャアアアアア!!!」

 突如上空から、当たり一面にとどろくようなモンスターの咆哮が聞こえて来て、このエリアの中央へと影が現れるなり、そこに黄色く青いしましまのある原始的な風貌漂わす巨体が落ちてきた。
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