白衣の先生に恋しました。
良かった…


「ありがとうございます…」


「いえ…
保険医さんが居てくださって本当良かったです」


「あ、もうすぐ着きます!」


病院に着くと、陽奈ちゃんは腕の傷口を
抑えられながら中へと運ばれていった。


初めての経験だった。
知り合いが…運ばれるなんて。
まさか生徒と救急車に乗るなんて。


「…か…ますか…聞こえてますか!?」


横から声がしたと思うと看護士さんが居て。


「付き添いの方はこちらでお待ちください」


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