白衣の先生に恋しました。
処置室


そう書いてある部屋の前にある椅子で
待っていてと言われた。


陽奈ちゃん…
大丈夫だよな…意識戻るよな…


膝に手をつき、頭を抱えて祈るしかなかった。


「あの!!陽奈は!?」


突然、大きな声が聞こえた。


「え…?」


「柊 陽奈の母です!陽奈は…!」


「あ、えっと…処置室で処置を。」


「そうですか…。陽奈…」


背が高く、カッコいいこの男の人は
陽奈ちゃんのお父さんかな…


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