加納欄の受難 シリーズ1 シーズン1
「いや、私も大人気なかったかな?スマンスマン」

鮎川さんが謝ってくれる。



鮎川さんが悪いんじゃない(__)



あたしが、皆に師範のことを言えないから・・・。



まだホントに、師範なのか分かんないのに、皆に言うこともない。



「大山先輩と高遠先輩の容態はどおなんですか?」

 少し話題を変えて見た。

「高遠はまだ連絡ない。もう少しで連絡来るだろ。大山はさっきアイスピック抜いて、鑑識持って行ったって連絡あったぞ。大山は大丈夫だから戻ってくるらしいぞ」



ヨカッタ・・・(__)



「とりあえず、カジノ”M”にもう一度行ってきます。高遠先輩と一緒にいた女はわかったんですか?」

「いや、引き続き捜索中だ」

「・・・わかりました」

ホテルから押収したカメラでどこまで神田と女のことがわかるんだか。

「欄君、着替えあるのか?」

「え?」

「川水の汚れがズボンについちゃってるじゃないか」



あぁ(__)



ホントだ(__)



藻だとか草だとか、こんなについてたんだ。



「着替えて来ます」

 あたしは、ロッカールームに向かった。

「ズボンの代えないや。スカートでもいいか」

 だいたい何かあった時の為に何着か着替えは用意してあるが、珍しくズボンの代えを用意し忘れていた。

 ロングフレアのスカートに履き替え、皆の所にまた戻った。

「そういえば、苫利先輩、今日何の用事だったんですか?”M”に行けなくなった事って」

「あ?あぁ、警視庁に呼ばれたんだ」

 

警視庁ですか(-.-)



「苫利先輩、出世したいんですね」

「そ、そ~ゆうんじゃないよ」

「いいですよ。”M”のことは任せて貰って。ついでなので、神田の事も調べてきます。あそこで事件おきたら流石に暫くは”裏”はやれないでしょ。こっちも作戦練り直さないと。神田も戻って来るかわからないし」

 あたしは、1人で行くことにした。

「何かあったら連絡入れます。大山先輩と高遠先輩のこと何か分かったらすぐに連絡下さい」

 あたしは、課長の目を盗んで南署を出た。




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