加納欄の受難 シリーズ1 シーズン1
 あたしの左足が半分露になった。

「なっ!何をっ!」

 慌てて、スカートを戻そうとした。

「このまま楽しみますか?それとも、欄が今1番知りたい情報を教えましょうか?」

 言いながら師範は、あたしの腿に手をおいた。



!!!!!



あたしが欲しい情報?



師範がそんな情報持ってるはずがない(>_<)



「情報を教えたらお礼は頂きますけどね」



え(-.-;)?



「欄を味わうってのは、どうです?」



なっ(>_<)!


「……カンダトシヤス。ですか?」



なんで知って!?



「一つ目のお礼を頂きましょうか」

 師範の顔が近づいてきた。

 あたしの両足の間に師範の片足が割って入り、あたしの左足が持ち上げられた。



イヤッ(>_<)!



「神田のこと、もっと知りたくないのですか?」



なんで知ってるの?!



確かに未だに証拠も何もない。



師範と・・・。



師範と、キス、すれば・・・。



・・・絶対イヤッ(>_<)!



こんな奴とキスなんて!



死んでもイヤッ!!



 あたしは、師範を睨んだ。

 それが答えだ。

「相変わらずいい目をしますね。欄、好きですよ」

 そしてキスをしてきた。

「イヤッ!師範っ!やめて下さいっ!」

 師範の左手がまた首筋にきた。



本当に触らないで!ってばぁ~(>_<)



 また、鳥肌が立ち始める。

「嫌がる女に強引なことするのは紳士のすることじゃないと思うぜ」

 突然、第三者の声が聞こえた。

 あたしは、一瞬にして相手の声がわかる。

「大山先輩!」

 声がした方へ顔を向ける。

 三角巾をしてはいるものの、表情はいつもの先輩に見えて、涙が出そうになった。

「大山先輩ケガは?」

「大丈夫って伝言しただろ?それより誰なんだよ、そいつは」



えっと・・・(-.-;)



 この状況と、大山先輩の不機嫌そうな声に、なんて言えばいいのか、わからなった。




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