運命が紡いだ物語
ガシッ

えっ・・!?

突然誰かに、腕をつかまれた。

私の腕をつかんでるのは川瀬君で

そのまますごい力で私の腕をひいて着いたのは体育館裏だった。

ちょ、ちょっと!

やっぱり私が警戒してたのは、思いすぎじゃなかったのかも・・

「い、痛いよ・・。」

「警戒してるでしょ。
俺のことずっと。」

すごい力でつかんだままの腕と、川瀬君の威圧感で私は動けなかった。

・・こわい、

こわいよ。

「・・離して。」
< 153 / 401 >

この作品をシェア

pagetop