運命が紡いだ物語
「いつか、私が二人の仲を引き裂いてしまうかもしれない・・。
だって私は・・」
その先がどうしても言えなかった・・
『だって私は翔大と血がつながってないから』
血がつながった妹だったらって何回思っただろう・・
でも、どんなに思っても絶対かなわないってわかってるからいつしかそうも思わなくなっていたけど、
今回ばかりはそう思わずにはいられなかった・・
「それはないよ・・。
あんなに仲良しな二人だよ?
今回だって、結局はすぐ仲直りした。
もし、花が言うようなことがあったら俺は翔大を許さないよ。
それが、いちばん花を傷つけることだってあいつもわかってると思うよ・・。」
陽向の言葉はいつだって私の心を安心させてくれる。
「ありがとう。
陽向・・」
だって私は・・」
その先がどうしても言えなかった・・
『だって私は翔大と血がつながってないから』
血がつながった妹だったらって何回思っただろう・・
でも、どんなに思っても絶対かなわないってわかってるからいつしかそうも思わなくなっていたけど、
今回ばかりはそう思わずにはいられなかった・・
「それはないよ・・。
あんなに仲良しな二人だよ?
今回だって、結局はすぐ仲直りした。
もし、花が言うようなことがあったら俺は翔大を許さないよ。
それが、いちばん花を傷つけることだってあいつもわかってると思うよ・・。」
陽向の言葉はいつだって私の心を安心させてくれる。
「ありがとう。
陽向・・」