運命が紡いだ物語
しばらく静止していた私たちもやっと落ち着いてきた。

今日の目的はイルミネーション。

きれいなイルミネーションが見れる通りを見つけた私は、今日のことをずっと楽しみにしていた。

電車に乗って、目的地まで向かう。

「スカートはいてるの、制服以外だと初めて見た。」

私が今着ているのはミニスカートに上はニット
それにコートを羽織っている。

でも、いつもはズボンしかはかないんだ・・。

「昨日、結愛と買いに行ったの・・。
せっかくの記念日だから、いつもと違う格好をして行けばって言われて・・。」

「そっか・・。」

目的地に着くと、そこには異国の風景が広がっていた。

すっごい素敵だった・・。

「こんなところがあるんだな。
日本にも・・。」

「うん!」

日が暮れるまで何をしようか迷っていたけど、見ているだけでも飽きなくて、あっという間に日が暮れた。

すると、一気に明かりがつき通りは華やかになって、
さっきとは違う魅力があってそこがまた素敵だった。
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