運命が紡いだ物語
翔大も、幼稚園の頃から仲良かった親友に裏切られた・・。

私より心に負った傷はきっと深かったと思う。

それでもその時翔大は私のことを心配してくれた。

みんなに、

『なんでこんなことするんだ!』

って言ってくれた。

でも、意味なんてなかった。

当時小学5年生だった私たちは、そのあと今の街へと引っ越した。

お母さんとお父さんもきっとひどい目にあったんだと思う。

お父さんは勤めていた会社を辞め、今の会社を設立した。
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