運命が紡いだ物語
電車に乗って、陽向の降りる駅に着いたとき、
陽向は私の腕を引っ張って、電車を降りた・・。

え・・・・

「陽向・・?」

私は驚いて陽向を見た。

「今日、どうしても花と一緒に行きたいところがある・・。
ついてきてくれる?」

「もちろん・・。」

どうしても行きたいところ・・

どこだろう?

陽向に手を引かれて着いたのは・・

陽向が最初に私に告白してくれた、あの広場だった・・。

あ・・

桜が満開になっていて、広場の灯りがすごくきれいに桜をライトアップしていた・・・。

「うわぁーー・・・。
きれい・・・・。」

私は桜に見とれていた・・。

いつものあの広場じゃないみたいに、私の目の前には素敵すぎる景色が広がっていた。

まるで夢の中にいるような、それくらい素敵な景色・・
< 391 / 401 >

この作品をシェア

pagetop