Black Sapphire 1【大幅改変&更新中】


「コイツら口揃えて"頼まれただけ"の一点張りや。…首謀者が分からんねん。『Ruby』単体なのか、それとも協力しとるっちゅう『四神会』の指示なのか」


大した情報が得られなかったのか、皇はため息を吐いた。


「取り敢えず、神楽さんの家に戻りましょう。話はそれからです」


鳳は私を軽々抱き上げて、そのまま歩き出した。



__________そこから私の意識はフェードアウトしていく。





「おやすみなさい、神楽さん」



私の頭を撫でる感触、優しい声とともに私の意識は途絶えた。


< 121 / 124 >

この作品をシェア

pagetop