二人を繋ぐ愛の歌
「じゃあ変わったのは何だったの?」
「それは……」
言っていいのかどうか、沙弓は視線をさ迷わせながら考える。
引っ越す前と言うかShineが頂点に立ってからなのだけど、大きく変わったのは陽人が家にいるときの密着度だった。
前まではたまに抱き締められたりはしていても、いつもどこか我慢しているようにも見えた。
けれど、今はごく稀に家にいる時は所構わず抱き締めてきたりどこにでもキスしてくる。
そのスキンシップの高さに沙弓はすぐに白旗を上げるのだけれど、陽人は決してそれだけでは許してはくれないので身も心ももたない状態だった。
そんな事をまさか誰かに言える訳もなく、沙弓は頬を赤くすると首を振った。
「な、何でもないっ!変わったことなんてないっ!」
「あー……何となく予想ついたわ。
お熱いわね~」
右手で顔を扇いでからかうように言う遥を睨み付けるけれど遥には効果はないようで、ニマニマとした笑顔を向けられた。
午後からの業務はこの恥ずかしさを発散させるように目にも止まらない早さでパソコンの入力作業をしていたら同じ部署の人達に引かれてしまった。
仕事を終えて定時で上がると残業となりそうな遥を尻目に沙弓は今日も陽人のいない広い部屋に帰るために帰路につくのだった。
「それは……」
言っていいのかどうか、沙弓は視線をさ迷わせながら考える。
引っ越す前と言うかShineが頂点に立ってからなのだけど、大きく変わったのは陽人が家にいるときの密着度だった。
前まではたまに抱き締められたりはしていても、いつもどこか我慢しているようにも見えた。
けれど、今はごく稀に家にいる時は所構わず抱き締めてきたりどこにでもキスしてくる。
そのスキンシップの高さに沙弓はすぐに白旗を上げるのだけれど、陽人は決してそれだけでは許してはくれないので身も心ももたない状態だった。
そんな事をまさか誰かに言える訳もなく、沙弓は頬を赤くすると首を振った。
「な、何でもないっ!変わったことなんてないっ!」
「あー……何となく予想ついたわ。
お熱いわね~」
右手で顔を扇いでからかうように言う遥を睨み付けるけれど遥には効果はないようで、ニマニマとした笑顔を向けられた。
午後からの業務はこの恥ずかしさを発散させるように目にも止まらない早さでパソコンの入力作業をしていたら同じ部署の人達に引かれてしまった。
仕事を終えて定時で上がると残業となりそうな遥を尻目に沙弓は今日も陽人のいない広い部屋に帰るために帰路につくのだった。