二人を繋ぐ愛の歌
「それにしても、また今日もすごい荷物だな……。
その量を持って電車に乗るのも大変だろうし家まで送るよ」
「え!?い、いいよ、そんなの!」
「いいからいいから。
それに、友人なら好意には素直に甘えるべきじゃない?」
……この場合は同姓に限るのであって異性では甘えるべきではない気がする……。
けれどそれを言うと陽人の事を変に意識しているんじゃないかと思われてしまうのも嫌なので沙弓は渋々頷くと、陽人に路肩に停めたままだった車に促された。
荷物を後部座席に乗せてもらい、流れるような動作で助手席のドアを開けられてエスコートされると沙弓は若干戸惑いながらも助手席に座った。
座席は今まで乗ったどの車よりもふわふわで、さすがアイドルの車だと妙なところで感心してしまった。
運転席に乗り込んだ陽人は上機嫌で車を走らせて暫くはお互い無言だったが、何か話題をと沙弓はゆっくりと口を開いた。
「えっと、今日もまだ仕事があるの?」
「ん?今日はもうないよ。
明日の朝まで自由」
「そうなの……。
そういえば芸能人はお休みってあるの?」
「……簡潔に言えば人による、かな」
陽人曰く、そこまで売れてなく有名でない人は芸能界での仕事はほぼなくその世界でだけで言えば休みだらけだ。
でも、実際には芸能活動の傍ら他に仕事をしている人が多いので実質休みはない。
対する売れに売れてる有名な人は休みなど全くなく朝から晩まで仕事や移動、打ち合わせに時間を費やし、やっと訪れた自由な時間は睡眠に当てられ休みなど数ヵ月に一度あればいい方なのらしかった。
その量を持って電車に乗るのも大変だろうし家まで送るよ」
「え!?い、いいよ、そんなの!」
「いいからいいから。
それに、友人なら好意には素直に甘えるべきじゃない?」
……この場合は同姓に限るのであって異性では甘えるべきではない気がする……。
けれどそれを言うと陽人の事を変に意識しているんじゃないかと思われてしまうのも嫌なので沙弓は渋々頷くと、陽人に路肩に停めたままだった車に促された。
荷物を後部座席に乗せてもらい、流れるような動作で助手席のドアを開けられてエスコートされると沙弓は若干戸惑いながらも助手席に座った。
座席は今まで乗ったどの車よりもふわふわで、さすがアイドルの車だと妙なところで感心してしまった。
運転席に乗り込んだ陽人は上機嫌で車を走らせて暫くはお互い無言だったが、何か話題をと沙弓はゆっくりと口を開いた。
「えっと、今日もまだ仕事があるの?」
「ん?今日はもうないよ。
明日の朝まで自由」
「そうなの……。
そういえば芸能人はお休みってあるの?」
「……簡潔に言えば人による、かな」
陽人曰く、そこまで売れてなく有名でない人は芸能界での仕事はほぼなくその世界でだけで言えば休みだらけだ。
でも、実際には芸能活動の傍ら他に仕事をしている人が多いので実質休みはない。
対する売れに売れてる有名な人は休みなど全くなく朝から晩まで仕事や移動、打ち合わせに時間を費やし、やっと訪れた自由な時間は睡眠に当てられ休みなど数ヵ月に一度あればいい方なのらしかった。