二人を繋ぐ愛の歌
それからは何となくまたお互い無言で、たまに沙弓が家までの道のりを指示するだけに止まった。
暫くしてから沙弓はやっと頬の熱が引き、その頃には自分の住むマンションが見えてきたので陽人にその近くで車を停めてもらった。
「えっと、送ってくれてありがとう。
あ……荷物があるからって送ってもらってなんだけど、迷惑じゃなかったらまた【多幸】の惣菜貰っていってくれる?」
「でもこれは沙弓が貰ったんだろ?」
「私はほぼ毎日貰ってるから。
いらないなら無理には……」
「いや、正直すごく助かる。
まだ晩飯食べてなかったんだ」
そう言う陽人に沙弓は微笑んで車を出るが言い忘れたことを思い出して少し身を屈めて助手席の窓から運転席の陽人に声をかけた。
「あのね私、本当につい最近までShineの事知らなくて……知ってる歌も勿論あったんだけど、会社の子に聴かせてもらうまでその歌の殆んどがShineの曲だって知らなかったの」
「うん、そうだろうとは思ってたよ」
沙弓の突然の告白に陽人は苦笑しながら頷いた。
何せアイドル姿のハルトを見ても何の反応もしなかったのだから知らなかったことを勘付かれても仕方ないだろう。
沙弓も苦笑すると、でも……。と口を開いた。
暫くしてから沙弓はやっと頬の熱が引き、その頃には自分の住むマンションが見えてきたので陽人にその近くで車を停めてもらった。
「えっと、送ってくれてありがとう。
あ……荷物があるからって送ってもらってなんだけど、迷惑じゃなかったらまた【多幸】の惣菜貰っていってくれる?」
「でもこれは沙弓が貰ったんだろ?」
「私はほぼ毎日貰ってるから。
いらないなら無理には……」
「いや、正直すごく助かる。
まだ晩飯食べてなかったんだ」
そう言う陽人に沙弓は微笑んで車を出るが言い忘れたことを思い出して少し身を屈めて助手席の窓から運転席の陽人に声をかけた。
「あのね私、本当につい最近までShineの事知らなくて……知ってる歌も勿論あったんだけど、会社の子に聴かせてもらうまでその歌の殆んどがShineの曲だって知らなかったの」
「うん、そうだろうとは思ってたよ」
沙弓の突然の告白に陽人は苦笑しながら頷いた。
何せアイドル姿のハルトを見ても何の反応もしなかったのだから知らなかったことを勘付かれても仕方ないだろう。
沙弓も苦笑すると、でも……。と口を開いた。