二人を繋ぐ愛の歌
「えっと、ユウナちゃんはこのデザインでも文句なく可愛いんだけど……正直、もう少し大人しめなデザインにはならなかったのかなって思って」
『本当に正直だな。
こういうのは目立ったもん勝ちだから誰の目にも止まりやすくてインパクトが残せるように、自然と派手な衣装になるんだよ』
「あ……確かにインパクトはあるかな」
顔は思い出せなくてもあの派手な衣装なら思い出せそうだと沙弓が納得してると、電話の向こうから、ハルトー!と呼ぶ声が聞こえてきた。
『あー……ユウナが呼んでる。
レコーディングの時間だ」
「レコーディング……すごい、歌手みたい」
『一応アイドルで歌手なんだけどね、本物の』
そう陽人が言ったと同時に二人で笑う。
すると次はもう少し大きな声で、ハルトってば早く行くよ!と声が聞こえてきた。
『分かった!……じゃ、行ってくる』
「行ってらっしゃい。
……頑張ってね」
そう言って通話の終了ボタンを押すと沙弓は小さく息をついて前を向くと再び歩き始めた。
沙弓が思ったよりも柔らかい声色で言った一言、“頑張ってね”の言葉に陽人が赤面して片手で顔を覆って俯いているとも知らずにーー。
『本当に正直だな。
こういうのは目立ったもん勝ちだから誰の目にも止まりやすくてインパクトが残せるように、自然と派手な衣装になるんだよ』
「あ……確かにインパクトはあるかな」
顔は思い出せなくてもあの派手な衣装なら思い出せそうだと沙弓が納得してると、電話の向こうから、ハルトー!と呼ぶ声が聞こえてきた。
『あー……ユウナが呼んでる。
レコーディングの時間だ」
「レコーディング……すごい、歌手みたい」
『一応アイドルで歌手なんだけどね、本物の』
そう陽人が言ったと同時に二人で笑う。
すると次はもう少し大きな声で、ハルトってば早く行くよ!と声が聞こえてきた。
『分かった!……じゃ、行ってくる』
「行ってらっしゃい。
……頑張ってね」
そう言って通話の終了ボタンを押すと沙弓は小さく息をついて前を向くと再び歩き始めた。
沙弓が思ったよりも柔らかい声色で言った一言、“頑張ってね”の言葉に陽人が赤面して片手で顔を覆って俯いているとも知らずにーー。