再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛~
カフェで休憩をしている時に晩ご飯をどうするかという話になった。
テツは、私の作ったご飯が食べたいけど疲れているだろうから外食にするかと言った。
絶対的にどこかのお店で食べた方が美味しいに決まっているのに、私の作ったご飯が食べたいと言ってくれた。
外食にするかというのは、私のことを気遣ってくれてのことだった。
私は料理を作るのは全然、苦ではない。
人が美味しいと自分の作った料理を食べてくれるのはすごく嬉しかった。
一緒に住み始めて、テツはいつも「美味しい」ということを言ってくれる。
それがお世辞ではないというのが表情から分かり、もっと美味しい料理を作れたらいいなと思うようになっていた。
献立を考えるのも楽しいし、テツのリクエストがあればそれを作ってあげたいと思う。
だから今日も遅くなってもいいのなら帰ってから作るよと言うと、テツは「いいのか?」と目を輝かせた。
雑貨屋に寄ったあと、一緒にスーパーへ行き、食材を買って家に帰ってきた。
服以外ならテツと買い物をするのは全然オーケーだ。
テツは鼻歌を歌いながら洗面所で手を洗っている。
それがすごく可愛くてクスッと笑ってしまった。