ママの手料理
好きな人が同性というだけで反応に困るのに、まさかその相手が………あの琥珀だとは。
果たして、あんな塩対応で存在自体が怖くて口を開いたら人を貶す事しかしない彼の何処が良いのだろう。
まあ、そこは人それぞれだから何も言わないけれど。
「……いつから?」
彼の方を向きながら、次の質問をすると。
「…分かんない。気付いたら、好きになってた」
大きな溜め息と共に答えが返ってきた。
「それって友達とか家族とかじゃなくて、本当に恋愛としてなの…?」
「…うん。女の子が男の子を好きになるように、男の子が女の子を好きになるように、……俺は、琥珀が好きなんだ」
思い違いかもしれないし、と、私が念を押す様に最終確認をしても、彼は同じことを繰り返すばかりで。
「っ……」
こういう時に、何て言葉を掛ければいいか分からない私は押し黙った。
そんな私に気が付いたらしい彼は、自虐的に薄らと笑って口を開いた。
「俺ね、何か女の子に根本的に恋愛感情が持てないみたいなんだよね」
「…?」
「ホストとして働いて、お店でNo.1になって看板ホストになって、何人もの女の人を虜にしてきた。もちろん綺麗な人もいたし、そういう行為も…まああるっちゃあるよね、うん」
果たして、あんな塩対応で存在自体が怖くて口を開いたら人を貶す事しかしない彼の何処が良いのだろう。
まあ、そこは人それぞれだから何も言わないけれど。
「……いつから?」
彼の方を向きながら、次の質問をすると。
「…分かんない。気付いたら、好きになってた」
大きな溜め息と共に答えが返ってきた。
「それって友達とか家族とかじゃなくて、本当に恋愛としてなの…?」
「…うん。女の子が男の子を好きになるように、男の子が女の子を好きになるように、……俺は、琥珀が好きなんだ」
思い違いかもしれないし、と、私が念を押す様に最終確認をしても、彼は同じことを繰り返すばかりで。
「っ……」
こういう時に、何て言葉を掛ければいいか分からない私は押し黙った。
そんな私に気が付いたらしい彼は、自虐的に薄らと笑って口を開いた。
「俺ね、何か女の子に根本的に恋愛感情が持てないみたいなんだよね」
「…?」
「ホストとして働いて、お店でNo.1になって看板ホストになって、何人もの女の人を虜にしてきた。もちろん綺麗な人もいたし、そういう行為も…まああるっちゃあるよね、うん」