ママの手料理
雪のような白銀の髪をいじり回していた大也が、明るい声で賛成と提案をする。
「分かった。武器に関しては後で話そう」
湊さんは、そんな彼に対して頬笑みを浮かべた。
「…んで、肝心な24日のOASISさんの予定だが…、特にないらしい。今まで通り普通に本部で仕事、次の盗みの計画立てや会議だとよ。ふっ、盗みに入るには最高の日じゃねぇか」
もちろん他にも調べた事は沢山あるだろうけれど一旦区切りがついたのか、24日が来るのが待ちきれないとでも言うかのように嬉しそうに舌なめずりをしてパソコンを閉じた銀ちゃんは、発言権を湊さんに委ねた。
「よし、これでようやくOASISの本部の作りも分かって、その日にいるであろう敵の人数とOASISの予定も分かった。…それで、本当は今回もmirage全員でOASISを攻めに行きたいところなんだけどね」
頼もしいリーダーらしい存在感を放ちながら、彼はゆっくりとその後の台詞を口にした。
「今回は、6人で行くことにする。…伊織、君はこの家で紫苑と笑美と待機していて欲しい」
それまで、ずっと右手の甲を見つめながらその手をゆっくりと開閉していた彼は、驚いた様に顔を上げた。
「俺が?…どうして、」
「分かった。武器に関しては後で話そう」
湊さんは、そんな彼に対して頬笑みを浮かべた。
「…んで、肝心な24日のOASISさんの予定だが…、特にないらしい。今まで通り普通に本部で仕事、次の盗みの計画立てや会議だとよ。ふっ、盗みに入るには最高の日じゃねぇか」
もちろん他にも調べた事は沢山あるだろうけれど一旦区切りがついたのか、24日が来るのが待ちきれないとでも言うかのように嬉しそうに舌なめずりをしてパソコンを閉じた銀ちゃんは、発言権を湊さんに委ねた。
「よし、これでようやくOASISの本部の作りも分かって、その日にいるであろう敵の人数とOASISの予定も分かった。…それで、本当は今回もmirage全員でOASISを攻めに行きたいところなんだけどね」
頼もしいリーダーらしい存在感を放ちながら、彼はゆっくりとその後の台詞を口にした。
「今回は、6人で行くことにする。…伊織、君はこの家で紫苑と笑美と待機していて欲しい」
それまで、ずっと右手の甲を見つめながらその手をゆっくりと開閉していた彼は、驚いた様に顔を上げた。
「俺が?…どうして、」