希空~空姫に希望を。~
全員が座ったところで、オレは今日の目的を宣言する。
一応オレが誘ったからな。仕切らないと。
「シイナと仲良くなる会!
スタートだぜ!!」
「わぁ〜!すっごく安直な名前!」
「…守唄。笑顔でディスるのやめれ」
「めんごめんご〜♪」
「…とにかく!シイナ。
もう少し諷賀と守唄に対して何か反応してほしい。
無理にとは言わねぇけど、
会話ができねーと守れるもんも守れなくなっちまう」
「……」
目を伏せたまま動かないシイナ。
はい、スルーですね。
いい加減慣れたわ。
来てすぐに はいそうです とは言ってくれないと思っていたから、何ら問題はない。
早速みんなで歌おうじゃねーか!
「んじゃ最初は国歌からだよな!」
「え、なんで」
「カラオケは国歌で始めるもんだろ?」
旋矢の抗議を無視してオレは国歌をセレクトしたのだった。