美男子の部屋に保護されました
「いえ、大和さんがおいしそうに食べて
くださるから、私も作るのが楽しいんです。
全然、無理とかしてませんから、気に
しないでくださいね。」
そんな会話をしながら、最後のデザートをいただく。
そして、コーヒーを飲みながら、私は紙袋を取り出した。
「あの、これ、大和さんに… 」
「もしかして、プレゼント?」
大和さんが袋を受け取りながら尋ねる。
「はい。
男の人にプレゼントってあげたことが
ないから、何を用意すればいいのか
分からなくて…
喜んでもらえるかどうか、分からないん
ですけど。」
心配する私をよそに、大和さんは嬉しそうに目を細める。
「由里子が俺のために選んでくれたんだろ?
それが何でも、嬉しいに決まってるよ。
開けていい?」
私がこくんと頷くと、大和さんは包みを開け始めた。
「これ…!
すごく嬉しいけど、高かったんじゃない?」
大和さんが気遣うように私を見る。
「いえ、私が大和さんにしていただいてる
のは、この程度じゃありませんから。」
私が用意したのは、タブレット。
色気はないかもしれないけれど、仕事にもプライベートにも使えるし、何より読書が好きな大和さんが電子書籍を利用しやすいように、と考えて選んだ。
くださるから、私も作るのが楽しいんです。
全然、無理とかしてませんから、気に
しないでくださいね。」
そんな会話をしながら、最後のデザートをいただく。
そして、コーヒーを飲みながら、私は紙袋を取り出した。
「あの、これ、大和さんに… 」
「もしかして、プレゼント?」
大和さんが袋を受け取りながら尋ねる。
「はい。
男の人にプレゼントってあげたことが
ないから、何を用意すればいいのか
分からなくて…
喜んでもらえるかどうか、分からないん
ですけど。」
心配する私をよそに、大和さんは嬉しそうに目を細める。
「由里子が俺のために選んでくれたんだろ?
それが何でも、嬉しいに決まってるよ。
開けていい?」
私がこくんと頷くと、大和さんは包みを開け始めた。
「これ…!
すごく嬉しいけど、高かったんじゃない?」
大和さんが気遣うように私を見る。
「いえ、私が大和さんにしていただいてる
のは、この程度じゃありませんから。」
私が用意したのは、タブレット。
色気はないかもしれないけれど、仕事にもプライベートにも使えるし、何より読書が好きな大和さんが電子書籍を利用しやすいように、と考えて選んだ。