先生の全部、俺で埋めてあげる。



「もしもしお兄ちゃん?あ、ごめん。大丈夫だよ、なに?」


先生が喋っている相手は先生のお兄さんっぽい。


すぐ終わると思って待っているのに、長い間喋り込んでいて、お預けされてる時間がじれったい。


せっかくの2人の時間なのに。


お兄さんに邪魔されて退屈だった俺は、先生の肩に頭をそっと置いて、腰に腕をまわした。


「わっ…!うんん、なんでもない」


俺の行動に先生はびっくりしたようで。


先生が声に出すから、お兄さんもどうしたのか不思議に思っているみたい。




こんなことで反応してしまう先生が、可愛くてしかたない。


俺は、先生が電話中で抵抗できないことをいいことに、自分の唇を先生の首筋に這わした。


「っ…!うん、うん…。分かった」


先生、声我慢してる。


かわいい。



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