御坂くん、溺愛しないで。
「これからはちゃんと意識してください、そういうの」
「うん…」
さすがの私もこれには大反省しなければならない。
御坂くんに申し訳ないことをした。
理解できずに怯えてしまったのだから。
まだ御坂くんは恥ずかしそうに照れており、私から視線を背けていた。
「あ、あの…御坂くん」
「何ですか」
「もう大きな声出さない…?」
もちろん今回のは圧倒的に私が悪い。
けれど感情的になられてしまったら、やっぱり怖いと思ってしまうのだ。
「すみません、もう大丈夫です」
「絶対?」
「絶対です」
「じゃ、じゃあ…」
御坂くんの言葉を信じ、勇気を出して足を前に出す。
一歩、また一歩と御坂くんに近づいていった。
「御坂くん、ごめんね」
そして御坂くんのすぐそばに来るなり、まず謝った。