御坂くん、溺愛しないで。



「それで私は運動があまり得意じゃないから…御坂くんや琴葉がバスケを頑張ってたの、本当にすごくてかっこいいなぁって思う。

逆に琴葉は私がすごいって言ってくれて……私の作った料理やお菓子を喜んでくれる琴葉を見るのが嬉しくて、元気付けられていたんだ」


私の思いをすべて口にしたところでハッとする。
何熱く語っているんだ、恥ずかしい。



「ご、ごめんね…偉そうなこと言って」


「琴葉さんはかっこいいです。何に対しても一生懸命で、勝ちたいという気持ちが見ていてわかります。

だからこそ自分がダサくて嫌になるんです」


やっぱり御坂くんは苦しそうで、どこか助けを求めているようにも思える。

一体何を抱えているのだろう。

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