独占欲強めな弁護士は甘く絡めとる

「峰島先生!」

 私の叫びを無視して、彼はなおも唇を寄せてくる。

 私の首にキスをしながらじりじりとデスクまで追い込むと、いきなり腰を抱え上げて私を天板に座らせた。

「きゃあ! ちょっと!」

 脚の間に体を滑り込ませ、また唇を合わせてくる。彼の体に遮られて脚が閉じられなかった。ひざ丈のスカートがまくれ太ももが露わになる。その内側を彼の大きな手がそろりと撫でて、小さく悲鳴を上げた。

「だ、ダメですってば!」

 彼の唇が耳をなぞって、背筋が震える。私を押さえ込むように背中に手を回し、微かに息を乱して耳にかぶりついてくる峰島先生には、どう考えても私の声が届いていない。

 絶対にダメ。こんなところで――。

「やめてください!」

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