独占欲強めな弁護士は甘く絡めとる

「パートナー……」

 それは、恋人という意味?

 それとも、もっと深い絆で結ばれる、生涯の伴侶を差した言葉?

 いずれにしても、彼女のパートナーになることを望んでいるなら、私の存在はどう考えたって浮かばれない。

 心臓が石化したみたいに、急に胸が重くなって息ができなかった。そんな私をまっすぐ見て、彼はどことなく言いづらそうに形のいい唇を開く。

「だから……それまで優梨子には、俺を支えてほしいっていうか……」

 胸に鈍い痛みが走って、私はうつむいた。耳の奥で鼓動がやたらと響く。ひび割れた心臓から悲しみがあふれ出して全身に伝わっていく。

「ひどい……ですね」

「え?」

 久世さんとパートナーになりたいと言っておいて、それまでは私を繋ぎとして使いたいなんて。

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