独占欲強めな弁護士は甘く絡めとる

 峰島先生が私のお気に入りのカフェのカプチーノを買ってきてくれたこと。あれは偶然ではなくて、やっぱり彼の優しさだったのだ。

 私が想像していた以上に、彼は私のことを見ていてくれたのかもしれない。

 こみ上げる愛しさで抱き着きたい衝動を懸命にこらえ、私は彼を見つめる。

 きちんと全部聞かなくちゃいけないと思った。

 彼と一緒に進んでいくために、過去に置いてきた忘れ物をすべて拾っていかなければ。

「みね……蒼史さんの、『手の届かない人』って……」

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