独占欲強めな弁護士は甘く絡めとる

 柔らかな唇が、私のこめかみから耳にかけて下りていく。布団の下では大きな手がゆっくり肌を滑って、くすぐったさに身をよじった。

「あ、あの、また……?」

 夕べから何回肌を合わせれば気が済むんですか。

 そんな声を、彼は唇で吸い取ってしまう。

「まだまだ足りない。ずっとお預け食らってたんだ」

 にやりと不敵な笑みを浮かべると、彼はそのまま背後から押しつぶすように私をベッドに組み敷いた。

「優梨子……」

 後ろから覆いかぶさり、耳元にキスをしながら囁く。

「好きだ」

 耳に舌を差し込まれると、頭の中に彼の声と吐息が充満するみたいだった。彼は最後まで私に爪を立てず、舌を使ってとことん甘やかす。

「やっぱり……猫じゃなくて犬」

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