独占欲強めな弁護士は甘く絡めとる
自分には縁がないと思っていた刺激的なキーワードに目を見張る私に、あずさは冷えた目を注いだ。
「とりあえず、記憶をなくしてる時点でありえないけどね」
「わ……私もそう思います、うう」
泣きそうになりながら項垂れると追い打ちのように言われた。
「優梨ちゃんは普段硬い分、お酒が大量に入ると感情ダダ漏れでふわっふわだもんね」
「もう二度と深酒はいたしません……」
しゅんとしている私を見て、高校時代からの友人はため息をついた。
「というか、口も態度も悪い男なんでしょ? どこに惹かれたわけ? いくら顔がよくても、最終的に大事なのは優しさだと思うけど」