一夜からはじまる恋
「まぶしいな」
「え?」
湊の言葉に湊を見ると優しく微笑みながら樹を見ている湊が会長や石川に見つからないように樹の頬に口づけた。
「神様に叱られますよ?」
と樹が言うとまた湊は優しく笑った。

「ウェディングドレスですが」
プランナーの言葉に会長が口をはさんだ。
「ここまでかなり私たちの要望が入っているからな、二人が着るものは二人に任せる。会場のデザインは決まっているからそこにあえばなんだっていい。」
と会長は樹を見た。
「湊、私は石川と帰るからあとは二人に任せたぞ。」
その言葉に
「了解」
と湊は樹を見て微笑んだ。
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