身ごもり秘夜~俺様御曹司と極甘な政略結婚はじめます~
背の高い、閑のシルエットに、隣を歩く小柄で華奢な女性。近寄ろうとした琴音の足が止まる。
ふたりは、何か話しながらこちらへ歩いて来ていた。閑の声と、女性の柔らかではきはきとした声が入り混じる。外灯の灯りでは影が濃くて、顔ははっきりとはわからないけれど、誰なのかすぐにわかった。
もう何年も、会っていなくても。
「……お姉ちゃん?」
琴音の声に、二人が同時に顔を上げる。それから、姉の可乃子が小走りに近づいてきた。
「琴音! 久しぶり!」
急激に近づいたため、視界に可乃子の満面の笑顔が飛び込んできたような感覚で、思わず一歩下がる。しかし、可乃子はお構いなしに琴音に抱き着いた。
ふたりは、何か話しながらこちらへ歩いて来ていた。閑の声と、女性の柔らかではきはきとした声が入り混じる。外灯の灯りでは影が濃くて、顔ははっきりとはわからないけれど、誰なのかすぐにわかった。
もう何年も、会っていなくても。
「……お姉ちゃん?」
琴音の声に、二人が同時に顔を上げる。それから、姉の可乃子が小走りに近づいてきた。
「琴音! 久しぶり!」
急激に近づいたため、視界に可乃子の満面の笑顔が飛び込んできたような感覚で、思わず一歩下がる。しかし、可乃子はお構いなしに琴音に抱き着いた。