身ごもり秘夜~俺様御曹司と極甘な政略結婚はじめます~
リビングに案内し、紅茶を淹れる。ソファに座る可乃子の前に、ソーサーを置き紅茶のカップを乗せた。
可乃子とは少し離れ、斜め向かいの一人掛けのソファに腰を下ろすと、口火を切ったのは可乃子の方だった。
「……琴音。おめでとう。安定期入ったって聞いたけど、まだそんなに目立たないのね」
「あ、うん。ありがとう……お腹はそんな出てないけど、ちゃんと順調に育ってるよ」
極力優しく努めるような、そんな声だと琴音は思う。そこに子供の頃から知ってる姉の優しさを垣間見て、これから言おうと思っていたことを、飲み込んでしまいたくなった。
いや、だけど。とぐっと手を握る。今日は腹を割って話しをすると決めたのだ、と深呼吸をひとつした。
「お姉ちゃん。どうして、閑さんに連絡したの」
何から切り出すべきか迷った挙句、つい一番、聞きたかったことを尋ねた。一番聞きたくて、一番嫌だったことだから。
可乃子とは少し離れ、斜め向かいの一人掛けのソファに腰を下ろすと、口火を切ったのは可乃子の方だった。
「……琴音。おめでとう。安定期入ったって聞いたけど、まだそんなに目立たないのね」
「あ、うん。ありがとう……お腹はそんな出てないけど、ちゃんと順調に育ってるよ」
極力優しく努めるような、そんな声だと琴音は思う。そこに子供の頃から知ってる姉の優しさを垣間見て、これから言おうと思っていたことを、飲み込んでしまいたくなった。
いや、だけど。とぐっと手を握る。今日は腹を割って話しをすると決めたのだ、と深呼吸をひとつした。
「お姉ちゃん。どうして、閑さんに連絡したの」
何から切り出すべきか迷った挙句、つい一番、聞きたかったことを尋ねた。一番聞きたくて、一番嫌だったことだから。