身ごもり秘夜~俺様御曹司と極甘な政略結婚はじめます~
返事は、メッセージではなく通話着信だった。琴音がスマートフォンをテーブルの上に置いた途端に着信音が鳴り始め、慌てて手に取りなおす。こんなにすぐに反応があるとは思わなかったのだ。
『琴音? お疲れ様』
「お疲れ様です。閑さん、今、時間大丈夫でしたか?」
琴音がそう言うと、電話の向こうで笑ったような吐息の音がした。
『琴音の方こそ。今日はちゃんと家か?』
俺より忙しくしているのはそっちだ、と暗に言われているようで、うぐ、と言葉に詰まってしまう。
「ちゃんと帰ってます。ご飯も食べました」
電話の向こうからは見えるわけもないのに、なぜかとっさに正座をしていた。
『よろしい』
ふざけた口調でそう返されて、くすりと笑う。
『ところで仕事は落ち着いた?』
「あ、はい。それでメッセージを……今月末の退職で、今の仕事を今週末に納められるので。あとは、引継ぎしながらサポートするだけになったので、時間に余裕も出来そうで。試着の予定も、今週の日曜で大丈夫かなって」
『琴音? お疲れ様』
「お疲れ様です。閑さん、今、時間大丈夫でしたか?」
琴音がそう言うと、電話の向こうで笑ったような吐息の音がした。
『琴音の方こそ。今日はちゃんと家か?』
俺より忙しくしているのはそっちだ、と暗に言われているようで、うぐ、と言葉に詰まってしまう。
「ちゃんと帰ってます。ご飯も食べました」
電話の向こうからは見えるわけもないのに、なぜかとっさに正座をしていた。
『よろしい』
ふざけた口調でそう返されて、くすりと笑う。
『ところで仕事は落ち着いた?』
「あ、はい。それでメッセージを……今月末の退職で、今の仕事を今週末に納められるので。あとは、引継ぎしながらサポートするだけになったので、時間に余裕も出来そうで。試着の予定も、今週の日曜で大丈夫かなって」