日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
案の定入院した俺たち。



俺は肋骨三本に腕、足の骨折。



あと全身打撲。



渉もそんなに変わらん。



因みに渉は今奥さんに怒られて
ベットの上でいじけてる。



まぁ、妃瀬 宏輝にも怒られたらしーが



「ぐすっ、くずっ、」



「泣いてんのかよ」



「うるせー、独身野郎にはわかんねーよ
この気持ちは!!!」



「分かりたくねーよ」



「俺も知りたくなかった。」



そーかよ。



「おまえ、全治何ヶ月?」



「1」



「はぁ!?俺2ヶ月だぞ!」



「アホか、1ヶ月もいねーよ
あと数日でここは出る」



「なんで俺は!!」



「妃瀬 源次郎様が妃瀬が責任もって治す
って言ったからじゃねーの?」



「あのたぬき爺!!」



「俺は病人として扱われるのが羨ましい。」



あぁ、こいついつも喧嘩して2人して怪我しても
完全に治す前にどっか連れてかれるもんな。



「そんないいもんでもねーぜ
暇だし」



「まぁ、確かにひめーな。」



「運動出来るようになったら余計暇い。」



「なんで?」



「筋トレは怒られるわ、運動相手いねーわ
飯すくねーわで死ぬ。」



「そりゃきつい。」



「そーだろ、」



「おう。」
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