新婚蜜愛~一途な外科医とお見合い結婚いたします~

 大地を揺るがすような地響きを聞いて、二人とも動きを止め、そして省吾さんは吹き出した。
 私は真っ赤になって、体を丸める。

「何食も食べていませんものね。元気になった証拠です」

 なんとも色気のない体で、ものすごく恥ずかしい。

「食事にしましょう。今日は私が作るので、その間にシャワーを浴びてきてください」

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