クローゼットに飛び込んだら、そこはイケメン天国(パラダイス)~これってもしやシンデレラストーリー!?
*
「アルバート様!大変です!」
次の日の早朝……オスカーが血相を変えて私の部屋に来た。
「どうした、オスカー。
君らしくもない。」
「子が生まれたのです!」
「……誰の子だ?」
「モルガーナのエドワード王と王妃の間に、王子が生まれたということです!」
「なんだと!?」
エドワード王と王妃の子…
まさか、それが魔力を復活させる子供なのか?
「ジョシュアはまだ戻らないのか!?」
「はい、まだです。」
ジョシュアにはすでに何度も問うた。
彼は、アンジェラには手を出していないと言い切った。
それは嘘ではないだろうが、訊けるものならもう一度、問いたかった。
アンジェラとは、本当に何もないのだな?と。
万が一にも、彼の言うことが嘘だったら…
生まれた子は、この世に魔法を復活させる子だということになるのだ。
いまだ、誰がアンジェラの子の父親なのかわからない。
ジョシュア以外なら、何の問題もない。
しかし、ジョシュアでないなら一体誰の子なんだ?
エドワード王は、当然、ジョシュアの子だと思っているはずだが…
そうでなければ、アンジェラを王妃に迎えるはずがない。
だが、子供が生まれてしまったら、魔力を持っているかどうか、すぐにバレてしまうのではないのか?
アンジェラは無事なのか?
「オスカー、すぐに学者を呼んで来てくれ!」
「はい、アルバート様!」
「アルバート様!大変です!」
次の日の早朝……オスカーが血相を変えて私の部屋に来た。
「どうした、オスカー。
君らしくもない。」
「子が生まれたのです!」
「……誰の子だ?」
「モルガーナのエドワード王と王妃の間に、王子が生まれたということです!」
「なんだと!?」
エドワード王と王妃の子…
まさか、それが魔力を復活させる子供なのか?
「ジョシュアはまだ戻らないのか!?」
「はい、まだです。」
ジョシュアにはすでに何度も問うた。
彼は、アンジェラには手を出していないと言い切った。
それは嘘ではないだろうが、訊けるものならもう一度、問いたかった。
アンジェラとは、本当に何もないのだな?と。
万が一にも、彼の言うことが嘘だったら…
生まれた子は、この世に魔法を復活させる子だということになるのだ。
いまだ、誰がアンジェラの子の父親なのかわからない。
ジョシュア以外なら、何の問題もない。
しかし、ジョシュアでないなら一体誰の子なんだ?
エドワード王は、当然、ジョシュアの子だと思っているはずだが…
そうでなければ、アンジェラを王妃に迎えるはずがない。
だが、子供が生まれてしまったら、魔力を持っているかどうか、すぐにバレてしまうのではないのか?
アンジェラは無事なのか?
「オスカー、すぐに学者を呼んで来てくれ!」
「はい、アルバート様!」