クローゼットに飛び込んだら、そこはイケメン天国(パラダイス)~これってもしやシンデレラストーリー!?
次の日は、とても良い天気だった。
それはありがたいんだけど、アルバートさんに夜明け頃に起こされたから、眠くて仕方がない。
今日もまたたくさん歩くのかな?
「カンナ…あれが祈りの塔だ。」
「えっ!?」
寝惚け眼をごしごしこすって、アルバートさんの指さす方を見てみたら、確かにあった。
ものすごく高い真っ黒な塔が…
周りにあるのは、平屋かせいぜい二階建てだから、ものすごく高いっていうのが一目でわかる。
ビルで言うと、5~60階あたりなのかな?
しかも、思ったより細い塔で、なんだか不安定な感じ。大丈夫なのかな?
あれ?今、揺れてなかった??目の錯覚かな?
「すごい高さだろう?」
「はい、すごいですね。」
高さにはとりあえずびっくりした。
この世界には、機械もないし、多分、高い塔を作る技術もそんなに高くないと思うけど、よくこんなに高い塔を建てたもんだね。
そして、思ってたよりも近かったことが嬉しかった。
あの頂上まで登るのは大変そうだけど、でも、今日はまだそんなに歩いてないから、きっとなんとかなる。
あぁ、でも、願い事のことでまだ揺れている。
元の世界に戻ることに決めようと思ってたんだけど、なにかもっと大切なことがあるような気がして…
おかしいな。
元の世界に戻ることが、一番大切だって思ってるのに、なせだかそこに迷いがある。
でも、その迷いの意味がわからない。
(もうここまで来てるんだから、迷ってる暇はない。
うん。やっぱり元の世界にもどること!これで決まりだよ!)
それはありがたいんだけど、アルバートさんに夜明け頃に起こされたから、眠くて仕方がない。
今日もまたたくさん歩くのかな?
「カンナ…あれが祈りの塔だ。」
「えっ!?」
寝惚け眼をごしごしこすって、アルバートさんの指さす方を見てみたら、確かにあった。
ものすごく高い真っ黒な塔が…
周りにあるのは、平屋かせいぜい二階建てだから、ものすごく高いっていうのが一目でわかる。
ビルで言うと、5~60階あたりなのかな?
しかも、思ったより細い塔で、なんだか不安定な感じ。大丈夫なのかな?
あれ?今、揺れてなかった??目の錯覚かな?
「すごい高さだろう?」
「はい、すごいですね。」
高さにはとりあえずびっくりした。
この世界には、機械もないし、多分、高い塔を作る技術もそんなに高くないと思うけど、よくこんなに高い塔を建てたもんだね。
そして、思ってたよりも近かったことが嬉しかった。
あの頂上まで登るのは大変そうだけど、でも、今日はまだそんなに歩いてないから、きっとなんとかなる。
あぁ、でも、願い事のことでまだ揺れている。
元の世界に戻ることに決めようと思ってたんだけど、なにかもっと大切なことがあるような気がして…
おかしいな。
元の世界に戻ることが、一番大切だって思ってるのに、なせだかそこに迷いがある。
でも、その迷いの意味がわからない。
(もうここまで来てるんだから、迷ってる暇はない。
うん。やっぱり元の世界にもどること!これで決まりだよ!)