セカンドラブは魔法の味

 穏やかな日々が過ぎてゆき。

 まだ冬の寒さは残っているが、暦の上では春を迎えた2月に。


 幸弥と心優の子供が産まれた。


 可愛い男の子で名前を優弥(ゆうや)と名付けた。

 高齢出産だと心配していた心優だったが、問題なく普通分娩で出産できた。


 産まれた優弥は体重が4000gあって大きめの子供だった。

 だがとても元気で、顔立ちも幸弥にも心優にも似ている。


 涼子は年の離れた弟が産まれて大喜びしてる。



 秋斗や茜も大喜びで、心優が退院するまで毎日顔を見に来てくれた。





 心優が退院してくると、幸弥は仕事を極力減らして子育てに協力してくれている。


 涼子も学校から帰ってくると、優弥の世話をしてくれてオムツを変えてくれたりミルクを作ってくれたりと協力的である。



 おかげで心優はゆっくり休めている。



 外は風が強い日が多くまだまだ寒い。

 リビングにはこたつが置かれている。


 心優は起きているときは、こたつに入ってゆっくりと過ごしている。
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