365枚のラブレター

(歩side)

「クララ、あがって」



「お邪魔します」



今日は土曜日



クララに会えるのは
毎朝、学校に行く前にクララの寮に寄るときと
毎週土曜日くらい



だから今日が
待ち遠しくてたまらなかった



クララと再会してから
俺もクララも変わった



俺は自分の気持ちを伝えるようになったし

クララは俺に
甘えてくれるようになった




この甘えてくるクララが
かわいすぎる!!!!



「寮のお仕事覚えるの
 いっぱいいっぱいだよ~

 歩君、頭なでなでして~」



ソファに座る俺の膝に
クララは頭をのせて

下から俺を見つめ
甘えてくるクララ



もっと甘えてほしいとお願いはしたが
さすがにかわいすぎる!



俺の理性が
吹っ飛びそうなんですけど・・・



「そういえば今日
 歩君と同じクラスの藤宮くんが寮に来たよ」



「なんで、あいつが」



「寮に飾るお花をあげるって
 舞ちゃんに約束してたんだって」



「藤宮って、花を育ててるもんな」



「花に水をあげてるときの藤宮君って
 優しい顔して素敵だよね」



ガバッ!!


急にクララが起き上がった



「違うの!違うの!

 今のは藤宮君を褒めたんじゃなくて・・・

 でも褒めたけど・・・

 え・・と」



「クララ・・・

 人のいいところを褒めても良いよ」



「え?」



 
「でも褒めた後は
 俺に優しくすること!

 そうしないと俺、嫉妬しちゃうからな!」



「うん。そういう時はギューってする!

 歩君、大好き!!」



そういってクララは
俺にガバッと抱きついた

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