一生一緒


紅蓮が棗を見てニヤッと笑う。






「なぁ、黒羽総長。黒姫、俺に譲ってくれよ」






「断る」





「だったら力ずくで行くしかないね~!!」





そう言って2階から棗の真上に飛び降りた紅蓮。





それをバク転して交わすも瞬間的に間合いを詰めた紅蓮が殴り込む。





両腕でガードした棗の右足が紅蓮の横腹に当たりそうになるがそれを左腕で止める紅蓮。





「あの子はお前なんかには勿体ないな」






「寝言は寝て言え」





棗が殴りかかるのを綺麗に交わすも腕に気を取られ迫ってきた左足を交わしきれず見事に蹴りを喰らう紅蓮。




しかし痛みも感じさせず側転しながら体制を整えた。





強い。






紅蓮は恐らく私と同等かそれ以上。






しかし棗はそれを越える次元を超えた強さだった。






私は紅蓮に言われた言葉を思い出す。





私を心配した理由。





それはーーーー















ーーーー君に一目惚れしちゃったーーーー


















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