ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「部屋は、メルヴに案内してもらったか?」

「もちろん。驚いたわ。畑や田んぼ、家畜小屋に草原まであるんだもの」

「どれも、自慢の魔道具だ。予算的な関係で、製品化はできないがな」

「今までの発明品の中で、製品化できた魔道具はあるの?」

「ない。私の魔道具は便利だと誰もが申してくれるが、製作費が高いので需要はないと言われてしまった。父やアイオーン兄上は、私の発明はなんの役にも立たないと批判したが、カイロス兄上だけは、よくやっていると認めてくれた。発明した魔道具はいつか、実用化させたいとも」

「そう、だったのね」

いつも励ましてくれたカイロス殿下が困っているので、イクシオン殿下は助けになりたいようだった。
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