ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
お饅頭の準備が整ったので、身支度を調えることにした。今回も、メルヴの手を借りる。

今日、面会するのは国王夫妻だ。ドレスも、華美ではないものを着用しなければ。

メルヴ達と一緒に決めたのは、パールホワイトのアフタヌーン・ドレス。微妙な時間なのでイブニング・ドレスと迷ったが、晩餐会に行くわけではないので、昼用礼装を選んだ。襟や袖に真珠が縫い付けられていて、清楚で品のある一着である。

着替えが終わったらドレスの上から布が被せられ、化粧が行われる。メルヴ達は頭部から伸ばした蔓を使い、器用に化粧を施してくれるのだ。髪結いも同様に。

ティアラのように三つ編みを結い、後頭部にベルベットのリボンを結ぶ髪型を作ってくれた。

ダイヤモンドの耳飾りと首飾りを身に付け、最後に姿見で確認する。

「みんな、ありがとう。すてきに仕上がっているわ」

私がお礼を言うと、メルヴ達は小躍りしながら喜んでくれた。
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