ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
なぜ、このように着飾って、国王夫妻にお饅頭を持ち挨拶に行かなければならないのか。
ため息を一つ零し、イクシオン殿下、リュカオンと合流した。
王宮まで、リュカオンの転移魔法で向かう。今日は、扉の前に降り立つようにお願いしておいた。
いきなり部屋に転移し、気まずい思いをするのは一回だけで十分だ。 警備をする騎士達を驚かせる形で、私達は国王夫妻の私室の前に転移してきた。
一瞬ピリッとした空気が流れたものの、隊長格らしき中年男性が「第三王子イクシオン殿下のおなり!」と叫んだので、騎士達の背筋がピンと伸びる。そのまま、国王夫妻の部屋へ通された。
「おお、イクシオン、来たか」
立ち上がったのは、口髭がダンディなイケオジという雰囲気の五十代くらいの男性。「待っていたのよ」
続けて声をかけてきたのは、金髪碧眼の四十代くらいに見える美しい女性だ。
彼らが、国王夫妻なのだろう。私はその場に膝を突き、頭を垂れる。
「父上、母上、彼女が私の婚約者である、アステリア・ラ・アストライヤーです」
「顔を上げてくれ」
「可愛い顔(かんばせ)を、見せていただけるかしら?」
恐れ多い気もしたが、命じられた通りに顔を上げる。
ため息を一つ零し、イクシオン殿下、リュカオンと合流した。
王宮まで、リュカオンの転移魔法で向かう。今日は、扉の前に降り立つようにお願いしておいた。
いきなり部屋に転移し、気まずい思いをするのは一回だけで十分だ。 警備をする騎士達を驚かせる形で、私達は国王夫妻の私室の前に転移してきた。
一瞬ピリッとした空気が流れたものの、隊長格らしき中年男性が「第三王子イクシオン殿下のおなり!」と叫んだので、騎士達の背筋がピンと伸びる。そのまま、国王夫妻の部屋へ通された。
「おお、イクシオン、来たか」
立ち上がったのは、口髭がダンディなイケオジという雰囲気の五十代くらいの男性。「待っていたのよ」
続けて声をかけてきたのは、金髪碧眼の四十代くらいに見える美しい女性だ。
彼らが、国王夫妻なのだろう。私はその場に膝を突き、頭を垂れる。
「父上、母上、彼女が私の婚約者である、アステリア・ラ・アストライヤーです」
「顔を上げてくれ」
「可愛い顔(かんばせ)を、見せていただけるかしら?」
恐れ多い気もしたが、命じられた通りに顔を上げる。