ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「ふむ。見事なアストライヤー家の者の特徴が出ているな」

「ええ、燃えるような赤い瞳に、愛らしい薄紅色の髪。まさしく、アストライヤー家の者ね」

「アストライヤー家の者を我が王族に迎えられることを、嬉しく思う」

「今まで、アストライヤー家の者達は領地から出たくないと言って、王家に嫁いでくれなかったのよね」

 国境の統治を任されたアストライヤー家の者は、王家より厚い信頼を寄せられている。それは、耳にたこができるほと父から聞かされていた言葉だったが、嘘ではなかったらしい。
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