ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「それから、彼女の作る料理はとてもおいしく、食事の時間が楽しみになりました」
「まあ、そうなの? イッくん、子どもの時から小食だったわよね。ぜんぜん、食事を取らなくって。ここまで大きく育ったのは、奇跡だと思っていたのだけれど」
「そういえば、今日はアステリア嬢が料理を作ってきてくれたのだったな」
「カイロスがおいしい、おいしいと言っていたものだから、ずっと気になっていたの。結婚式の準備とか、リュカオンちゃんのお食事係とかするなかで忙しいのに、作ってきてくれて、ありがとう」
「お口に合えばいいのですが」
ここで、白あんのお饅頭を差し出す。侍女の手によって、私が作ったお饅頭がオシャレに盛り付けられた。
国王陛下が口にする前に、毒味を行うらしい。年若い侍従が一歩前に出て、お饅頭を二つに割る。
「これは……!」
侍従がハッとなったので、国王陛下が鋭く問いかける。
「どうした?」
「いえ、初めて見るお菓子でしたので、何のクリームが入っているのかと疑問に思ったものですから」
「紛らわしいことをするでない。さっさと食せ」
「御意に」
「まあ、そうなの? イッくん、子どもの時から小食だったわよね。ぜんぜん、食事を取らなくって。ここまで大きく育ったのは、奇跡だと思っていたのだけれど」
「そういえば、今日はアステリア嬢が料理を作ってきてくれたのだったな」
「カイロスがおいしい、おいしいと言っていたものだから、ずっと気になっていたの。結婚式の準備とか、リュカオンちゃんのお食事係とかするなかで忙しいのに、作ってきてくれて、ありがとう」
「お口に合えばいいのですが」
ここで、白あんのお饅頭を差し出す。侍女の手によって、私が作ったお饅頭がオシャレに盛り付けられた。
国王陛下が口にする前に、毒味を行うらしい。年若い侍従が一歩前に出て、お饅頭を二つに割る。
「これは……!」
侍従がハッとなったので、国王陛下が鋭く問いかける。
「どうした?」
「いえ、初めて見るお菓子でしたので、何のクリームが入っているのかと疑問に思ったものですから」
「紛らわしいことをするでない。さっさと食せ」
「御意に」