ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
その後、ようやく解放される。

イクシオン殿下の宮殿に戻ったあと、ハッと我に返った。

「私、大事な歓迎パーティーの軽食コンペティションに参加するって、なんで安請け合いしちゃったの!?」

料理関係の争い事と聞くと、ついつい闘志に火がついてしまうのだ。悪い癖だろう。

「アステリアならば、すばらしい着想が浮かぶだろう」

『そうだぞ。今までも、おいしい料理を作ってきただろう?』

まさか、イクシオン殿下とリュカオンに勇気づけられる日がくるとは。

「参加者はアステリアだけではない。他の者もいる。そこまで責任を重く捉えずに、心を軽くして考えるといい」

『イクシオンの言う通りだ』

「リュカオン。初めて意見が合ったな」

『そういえば、そうだな』

二人からの応援を受け、歓迎パーティーで出す軽食を考えることにした。
< 161 / 253 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop