ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
エレクトラは料理人ではないので、実家から料理人を連れてきていいというルールを定める。ただし、エレクトラ自身もスープ作りに参加することを取り決めた。

『アステリア、この勝負は、お主にとっても旨味があるものだろう』

「それは……まあ、そうね」

リュカオンがハルピュイア公爵家のスープを気に入ったら、イクシオン殿下の婚約者の座を譲ることができる。

『もちろん、受けるだろう?』

「ええ」

プロの料理人と勝負できるなんて、ドキドキしていた。こんな機会など、めったにない。

双方が納得できる、いい勝負を考えてくれたものだ。さすが、自称最強聖獣である。

調理時間はは五時間。とっておきのスープを準備して、再びこの場で会うこととなった。

リュカオンは、私の調理を見ていたら食べたくなって公平な判断ができないため、しばし寝ると宣言していなくなった。
< 94 / 253 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop