甘やかされ婚~年上の旦那様は、獣な本性を隠している~
夫婦の『夜』。
もっともディープな部分だから、いくら親友でも、赤裸々に話すのは恥ずかしい。
だけど……。
「ご無沙汰、もなにも」
私は、意味もなく両手の指を絡ませて、ボソッと呟いた。
「え?」
私が話を続けたのが意外だったのか、祥子も面食らった表情を浮かべている。
自分で切り出したものの、私もまだ、話すべきかどうか逡巡していた。
でも、彼女には、私たちの結婚の経緯を、いろいろ聞いてもらっている。
だから、私の『焦り』にも共感して、どうすべきか相談にのってくれるんじゃないだろうか。
そんな期待をして、藁にも縋る思いに駆られ……。
「じ、実はね」
「ん?」
「私と蓮君、その……まだキスもしてなくて」
羞恥のあまり、顔から火が出そうなほど熱くなる。
「……は?」
祥子は、きょとんとした顔で何度も瞬きをした。
「だから、その……ほんとに清く正しく美しい関係のまま。実は、初夜も……」
言ってるうちに羞恥心が激しさを増し、私は挙動不審に目を泳がせた。
「ええっ!? い、一ヵ月経つのに!?」
彼女は、ナースステーション内にいた他の先輩たちも振り返るほど、素っ頓狂な声をあげた。
もっともディープな部分だから、いくら親友でも、赤裸々に話すのは恥ずかしい。
だけど……。
「ご無沙汰、もなにも」
私は、意味もなく両手の指を絡ませて、ボソッと呟いた。
「え?」
私が話を続けたのが意外だったのか、祥子も面食らった表情を浮かべている。
自分で切り出したものの、私もまだ、話すべきかどうか逡巡していた。
でも、彼女には、私たちの結婚の経緯を、いろいろ聞いてもらっている。
だから、私の『焦り』にも共感して、どうすべきか相談にのってくれるんじゃないだろうか。
そんな期待をして、藁にも縋る思いに駆られ……。
「じ、実はね」
「ん?」
「私と蓮君、その……まだキスもしてなくて」
羞恥のあまり、顔から火が出そうなほど熱くなる。
「……は?」
祥子は、きょとんとした顔で何度も瞬きをした。
「だから、その……ほんとに清く正しく美しい関係のまま。実は、初夜も……」
言ってるうちに羞恥心が激しさを増し、私は挙動不審に目を泳がせた。
「ええっ!? い、一ヵ月経つのに!?」
彼女は、ナースステーション内にいた他の先輩たちも振り返るほど、素っ頓狂な声をあげた。