甘やかされ婚~年上の旦那様は、獣な本性を隠している~
私もさすがにギョッとして、ソファに背を預ける。
「え、えと……」
たじたじする私を見て、祥子がクスクス笑いながら、「在宅勤務なんですよ」と助け船を出してくれる。
「真由の旦那さん、独立してフリーランスなんですって」
「ね?」と同意を求められ、私は彼女に『うんうん』と頷いてから、先輩たちに視線を向け直す。
「仕事の合間、息抜きにもなるからって。それに、一人暮らし長くて慣れてるので、なにやっても私より手際がよくて……」
そう、彼は『お嫁さん』というより、ほとんど『おかん』に近い。
そして私は、旦那様に甘えっ放し。
ちょっと情けない気分になって、肩を竦めて濁す私の前で、先輩たちがさらに深い溜め息をついた。
「なにそれ~。私たち、不規則勤務のナースにとって、願ってもない最高の旦那様じゃない?」
「ほんと。夜勤明けで疲れ果てて帰って、食事とか洗濯とか気にしなくていいなんて。ほんと、至れり尽くせり。なんて極楽な生活なのよっ」
「私も、家事、ぜ~んぶやってくれる旦那様、欲しい!!」
次々と浴びせられる、どこか妬み混じりの言葉の矢面に立ち、私も「はは」と空笑いするしかない。
本当に、先輩たちの言う通り。
新婚一ヵ月の今、私の生活は『極楽』。
その一言に尽きる。
「え、えと……」
たじたじする私を見て、祥子がクスクス笑いながら、「在宅勤務なんですよ」と助け船を出してくれる。
「真由の旦那さん、独立してフリーランスなんですって」
「ね?」と同意を求められ、私は彼女に『うんうん』と頷いてから、先輩たちに視線を向け直す。
「仕事の合間、息抜きにもなるからって。それに、一人暮らし長くて慣れてるので、なにやっても私より手際がよくて……」
そう、彼は『お嫁さん』というより、ほとんど『おかん』に近い。
そして私は、旦那様に甘えっ放し。
ちょっと情けない気分になって、肩を竦めて濁す私の前で、先輩たちがさらに深い溜め息をついた。
「なにそれ~。私たち、不規則勤務のナースにとって、願ってもない最高の旦那様じゃない?」
「ほんと。夜勤明けで疲れ果てて帰って、食事とか洗濯とか気にしなくていいなんて。ほんと、至れり尽くせり。なんて極楽な生活なのよっ」
「私も、家事、ぜ~んぶやってくれる旦那様、欲しい!!」
次々と浴びせられる、どこか妬み混じりの言葉の矢面に立ち、私も「はは」と空笑いするしかない。
本当に、先輩たちの言う通り。
新婚一ヵ月の今、私の生活は『極楽』。
その一言に尽きる。