シュガーレスでお願いします!
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ピピピっとどこからか、けたたましい音がする。いつも6時にセットしているアラームだ。
頭に響くその音があまりに不快で、止めようと思ってサイドボードの上に置いている携帯をいつものように手で探ってみたが、どうして見つからない。
仕方なく怠い身体を起こすと、毛布がはだけて自分の身体が目に入った。
(え、何で下着姿なんだ?)
無防備に肌を晒したことで寒気を感じ、自分の身体をぎゅっと抱き締める。
(あれ……?)
ベッドで寝ているというのに服を脱いだ記憶がない。
というか、昨日は上野先生と遠藤さんと飲みに行ったはずなのに、いつの間に帰ってきたのだろう。
そうこうするうちに、慶太がベッド脇に置かれた私のトートバッグから携帯を取り出しアラームを止めた。
「起きた?」
慶太は腕組みして壁に寄りかかり、この期に及んでまだ状況を把握できていない私を呆れたように見下ろしていた。
「昨日はお楽しみだったようで」
「え!?」
「比呂の同僚だっていう男女二人組がうちまで連れてきてくれたんだ」
……思い出した!!
と同時に絶望で頭を抱える。